・中古ドメインが何なのか知りたい
・ついでにそのメリットやデメリット、買い方も知りたい
こういった要望にお応えします。
中古ドメインは、過去に使用していたユーザーが手放したドメインのことで、ドメインパワーが強いことから注目を集めています。
そこで今回は、中古ドメインの実態に迫っていきたいと思います。
💡本記事では、気になるけどなんか怖い。
そんな中古ドメインの理解を深めることが出来ます。
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中古ドメインとは
中古ドメインとは誰かが過去に使用した後、手放されたドメインのことを言います。
ということで、おさらいしておきましょう。
そもそもドメインとは
ドメインとは、インターネット上に存在するコンピューターやネットワークを識別するための名前のことです。
言い換えれば、ネット上の住所のことです。
例えば、僕が今運営しているこのサイトだとURLの黄色マーカーの部分に当たります。
https://homunclsblog.com/
ブログを運営されている方であれば、皆さんこのドメイン名(ネット上の住所)を持っています。
固有のドメインを持つことで、私達はホームページを公開することができています。
中古ドメインって何?
中古ドメインに話を戻します。
中古ドメインというのは、サイトの運営者が何らかの理由でそのサイトを封鎖した後に残ったドメインのことです。
例えると、以前は誰かが住んでいたけど今は住んでいない空き家のようなものです。
つまり、ネット上に残ったドメイン(住所)を取得すること=中古ドメインを購入することになります。
中古ドメインで検索順位は上がる【メリット】
中古というと、オリジナルより質が悪いのが常ですが、ドメインにおける中古は少し違います。
先にメリットを述べてしまうと、中古ドメインを使ったサイトの方が手っ取り早く検索上位を取ることができます。
以下でその具体的な理由をみていきましょう。
ドメインパワーが高い
1つ目の理由は、中古ドメインの方がドメインパワーが強いからです。
ドメインパワーは、SEOに有利に働く力のことですが
新規で始めた場合、ブログ開設当初はこのパワーが圧倒的に低いです。
参考までに、僕のこのサイトと中古ドメインのドメインパワーを比較してみましょう。
とにかく、一目瞭然ですね。
中古ドメインの場合、運用歴が長く被リンクも多数獲得しているためドメインパワーはかなり高いです。
被リンクがたくさん備わっている
SEO対策において、外部からのリンク(被リンク)は非常に重要な要素です。
Google先生も以下のように述べています。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
被リンクとは、外部のサイトから自分のサイトに向けられたリンクのことを意味します。
新規ドメインの場合、この被リンクは中々もらえません。
サイトのコンテンツ量、知名度、信頼度が上がってくることで徐々に貰えるようになるからです。
それに比べて、中古ドメインにはすでに被リンクが何十個・何百個とついた状態になっています。
したがって、Googleからのサイト評価が高い状態でブログをスタートできます。
詳しくは後ほど。
中古ドメインに潜む危険【デメリット】

中古ドメインには、いくつか注意も必要です。
具体的なデメリットをみていきましょう。
ペナルティを引き継ぐ恐れがある
中古ドメインを使用するリスクとして、Googleからのペナルティをもらうというのがあります。
ペナルティをもらうと上位表示されなくなるので、結果として中古ドメインを買った意味がなくなります。
これは、サーチコンソールを使うと簡単にペナルティがあるかどうかチェックできます。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
ドメイン名を選ぶことができない
ドメイン名を選べないというのは、中古ドメインを買う時に逃れられない問題です。
それは、自分のブログや会社のブランディングが難しいということです。
ただ、ブランディングを気にしないサブのサイトとして使うのであれば問題ないでしょう。
質の低い被リンクがついてくる可能性がある
先ほど紹介したように、中古ドメインにはたくさん被リンクがついています。
その中には、いわゆるスパムサイトといった質の低い被リンクも交じっていることがあります。
こうした被リンクは、検索順位に悪影響をもたらすので注意しましょう。
質の悪い被リンクは、無料SEOツールhanasakigani.jpというサイトで見つけることが出来ます。
サイトのURLを記入するだけなので簡単です。
中古ドメインの買い方

ここでは、具体的な中古ドメインの買い方を紹介します。
購入場所
中古ドメインは、アクセス中古ドメインと中古ドメイン販売屋の2社がオススメです。
理由としては、
・返品期間が設けられている
・事前に悪質なドメインは除外したものだけ売っている
・被リンクの数が簡単に見れる
といったことが挙げられます。
相場価格
最低価格は大体2000円ほどで、最高はとんでもない金額のものまであるので触れないでおきます。
一般的に、価格が高いドメインほど良いドメインとなっています。(ドメインパワーが強いといったような)
購入方法
各サイトによって多少違いますが
①販売店で会員登録(メールアドレス等)
②買いたい中古ドメインを選択
③クレジットや振込で支払う
といった感じです(要領はAmazonで商品を買う時と同じです)
中古ドメインなら勝てるという訳ではない

最後に1つ忘れないでほしいことを述べます。
今回紹介した中古ドメインにしても、一番大切なのはコンテンツの質です。
(自分にも言い聞かせてます)
これが十分でなければ今のGoogleには評価されません。
中古ドメインの位置づけとしては、質の良いサイトを検索上位に持っていくための加速器くらいに思っておくのが良いでしょう。
※実際中古ドメインがどれくらい有効なのかについては
これから、中古ドメインを使ったサイト運営を通じて紹介していきますので楽しみにしていてください。
もっと詳しく知りたいという方はツイッター等でDM下されば、お答えさせていただきます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
新規ドメインでもアクセスを着実に伸ばしていく方法は、下記でまとめています。